ウトナイ湖(苫小牧市植苗)に、渡りのハクチョウはまだ来ていません。日本野鳥の会ウトナイ湖サンクチュアリ ネイチャーセンターの観察記録では、2026年9月30日までの記録にコハクチョウ・オオハクチョウは無く、先に来るガン類のヒシクイが9月7日、マガンが9月22日に今季初めて確認されています。去年(2025年)のコハクチョウの初認は10月6日、一昨年(2024年)は10月4日で、オオハクチョウは去年が10月9日、一昨年が10月10日でした。
この記事は、ネイチャーセンターの「最新自然情報」(2026年9月と、2025年9月・10月、2024年10月のページ)、利用案内、イベント情報と、苫小牧市の「ウトナイ湖自然情報」(いずれも2026年9月28日に確認。2026年9月のページは10月6日に再確認)をもとにしています。
まず要点:ハクチョウはここ2年とも10月上旬、今年はまだ
| 鳥 | 2026年 | 2025年 | 2024年 |
|---|---|---|---|
| ヒシクイ | 9月7日 今季初認 | 9月4日 初認 | ― |
| マガン | 9月22日 今季初認 | 9月30日 今季初認 | ― |
| コハクチョウ | 9月30日までの記録に無い | 10月6日朝 10羽 今季初認 | 10月4日 今季初認 |
| オオハクチョウ | 9月30日までの記録に無い | 10月9日 今季初認 | 10月10日 初認 |
表の「―」は、この記事で確かめたページに記録を見つけていないところです。2026年10月6日の時点で、ネイチャーセンターの最新自然情報は2026年9月分の9月30日までが最新で、10月分のページはまだ載っていません。今年いつ来るかは、ネイチャーセンターも市も書いていません。
今いる「コブハクチョウ」は別のハクチョウ
2026年9月の記録には、毎週「コブハクチョウ」が入っています。苫小牧市の「ウトナイ湖自然情報」では、コブハクチョウは春から夏に見られる夏鳥に分けられています。秋に渡ってくるコハクチョウ(春と秋の渡りの時期に見られる旅鳥)や、オオハクチョウ(冬の間見られる冬鳥)とは別の種類です。
市のページは秋の様子を、最初にヒシクイとマガンが、続いてコハクチョウとオオハクチョウなどが飛来し、湖の水草を食べて羽を休めると書いています。湖が凍るころには多くの水鳥が南へ移り、オオハクチョウは少数が残って冬を越します。
来たかどうかはどこで分かるか
ネイチャーセンターの「最新自然情報」は、1週間ごとに確認した鳥の種類と、「今季初認」の日付を載せています。
- 2026年9月の記録:https://utonai-nc.sakura.ne.jp/daily/2609.html
- 月ごとの一覧:https://utonai-nc.sakura.ne.jp/daily/dailyindex_23.html
2024年の記録には、10月26日にネイチャーセンターの観察窓からオオハクチョウを90羽以上確認したことも載っています。
ネイチャーセンターは土・日・祝だけ開館
ウトナイ湖サンクチュアリ ネイチャーセンターの利用案内によると、開館は土・日・祝日の9:30〜16:30で、平日と年末年始は休館です。入館は無料で、館内から望遠鏡や双眼鏡で湖や林の野鳥を観察できます。観察路は、一年を通して歩けます。住所は苫小牧市植苗150-3、電話は0144-58-2505です(出典:https://utonai-nc.sakura.ne.jp/inf/infindex_23.html)。

行き方:車・バス・道の駅から歩く
- 車:苫小牧方面からは、国道36号線の「道の駅ウトナイ湖」前の信号を札幌方面へ1km進み、信号を右折。400m先から未舗装路を250m進み、分かれ道を右へ250m進むと駐車場があります
- バス:道南バスの30千歳空港線(苫小牧駅から「新千歳空港」行き、新千歳空港から「苫小牧駅」行き)で「ネイチャーセンター入口」下車、信号のある交差点から徒歩20分。苫小牧駅発の札幌行き高速バスは通りません
- 歩いて:道の駅側の野生鳥獣保護センター前から、観察路(ハクチョウの小径)を1.5km、徒歩20分。木道と土の道があります
行き方はネイチャーセンターの利用案内のとおりです。市のページは、野生鳥獣保護センターからネイチャーセンターまでの観察路を約1.4kmとしています。
10月の催し:10/11と10/12に湖を歩くガイド
- 10月11日(日)10:30〜11:30「お気軽ガイドウォークウトナイ湖」:野生鳥獣保護センター。定員10名程度、事前の申し込みは要らず、直接野生鳥獣保護センターへ
- 10月12日(月・祝)10:30〜11:30「ウトナイ湖ミニツアー〜移ろう四季・野鳥との出会い〜」:ネイチャーセンター(野生鳥獣保護センターとは別の場所)。先着10名、18歳以上1,000円・18歳未満500円(保険代込み、現金のみ、2026年9月時点)、申し込みは不要。荒天中止
どちらも小学生以下は保護者の同伴が必要です。
問い合わせ先
- ウトナイ湖サンクチュアリ ネイチャーセンター 電話 0144-58-2505(出典:https://utonai-nc.sakura.ne.jp/inf/infindex_23.html)
- ウトナイ湖野生鳥獣保護センター 電話 0144-58-2231(出典:https://www.city.tomakomai.hokkaido.jp/shizen/shizenhogo/utonaiko/shizenjoho.html)
情報源
- 日本野鳥の会 ウトナイ湖サンクチュアリ ネイチャーセンター「最新自然情報」2026年9月https://utonai-nc.sakura.ne.jp/daily/2609.html、2025年9月https://utonai-nc.sakura.ne.jp/daily/2509.html、2025年10月https://utonai-nc.sakura.ne.jp/daily/2510.html、2024年10月https://utonai-nc.sakura.ne.jp/daily/2410.html(確認日: 2026-09-28。2026年9月のページは2026-10-06に再確認)
- 同「利用案内」https://utonai-nc.sakura.ne.jp/inf/infindex_23.html、「イベント情報」https://utonai-nc.sakura.ne.jp/event/eventindex_23.html(確認日: 2026-09-28)
- 苫小牧市「ウトナイ湖自然情報」https://www.city.tomakomai.hokkaido.jp/shizen/shizenhogo/utonaiko/shizenjoho.html(確認日: 2026-09-28)
この記事で扱わなかったこと
- 今年ハクチョウが来る日の見込み、来る羽数(どこにも書かれていません)
- 野生鳥獣保護センターの開館時間、えさやりができるかどうか
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アイキャッチ写真: コハクチョウ(撮影 belvedere04/CC BY 4.0)
